• 企業家倶楽部
  • 企業家チャンネル
  • 企業家賞
  • 企業家大学
  • インターン生募集

企業家賞企業家賞

2013年度 第15回企業家賞

第15回企業家賞を受賞した経営者の評価ポイント

ジェイアイエヌ(東証1部) 田中仁社長
縮小傾向にあると言われていたメガネ業界において機能性アイウエアを提唱。従来は単なる視力補正の道具としてしか考えられていなかったメガネに新機能を続々と追加していった。その過程で、ランニング、サイクリング、ゴルフなど、様々なスポーツに適したメガネを開発。最近ではパソコンやタブレット、スマートフォンから出る有害なブルーライトを軽減する「JINS PC」や花粉症対策用のメガネも発売するなど、着実に業界自体の市場規模を拡大させている。その圧倒的な競争力により、販売本数で日本一に躍り出た。また、従来は3万円前後したメガネの平均単価を、レンズ追加料金無しで5990円など約5分の1に引き下げたことで、買い替え需要を大幅に増加させることに成功。まるで衣服のように、用途に応じてメガネを着せ替えられる環境を創出した功績が評価された。(2012年度売上高226億円、経常利益25億円)

 

トリドール(東証1部) 粟田貴也社長

外食不況の中、セルフ形式で提供する讃岐うどん専門店「丸亀製麺」を全国に700店舗以上展開。現在も年間で直営100店舗以上の出店を行い、うどんの圧倒的ナンバーワンチェーンを創りあげている。1杯280円という圧倒的な低価格ながら、各店舗に製麺機を設置することで店内での打ちたて、茹でたてを実現。うどん本来の美味しさを追求すると同時に、「業態の専門性」を掲げ、お客の目の前で調理を行うなど「できたて」、「手づくり感」、「安心感」を提案し、臨場感あふれる店舗でお客を惹きつけている。また、地域に根差したパートやアルバイト、特に熟年女性を活用することで、地域の雇用促進に貢献している。熟年層が拡大する中、リーズナブルで本格的なうどん店の受容性は高く、今後の成長が期待される。日本のうどん文化を世界に発信し、海外展開にも果敢にチャレンジしている点が評れた。(2012年度売上高610億円、経常利益65億円)

 

リブセンス(東証1部) 村上太一社長

早稲田大学在学中、1年生の折に19歳で創業。アルバイト求人サイト「ジョブセンス」を立ち上げた。従来、掲載だけで費用が発生するのが常識であったアルバイト求人広告を無料でサイトに載せ、採用が確定した後に課金する成功報酬型のビジネスモデルを考案。これまで経済的な観点から積極的な採用活動を躊躇せざるを得なかった企業に活路を与えた。さらに、それによって今まで検索できなかった仕事情報を可視化させたことで、より多くの人々が自分に適した仕事を探せる場を提供している。2011年12月には史上最年少となる25歳1ヶ月で株式上場を達成。2012年10月には東証1部への上場も果たした。現在は「あたりまえを、発明しよう。」をモットーに「ジョブセンス」以外にも転職求人サイト「ジョブセンスリンク」、派遣求人サイト「ジョブセンス派遣」を手がけ、その他、賃貸不動産「DOOR賃貸」へと領域を広げるなど、意欲的に事業に取組んでいる点が評価された。(2012年度売上高22億円、経常利益11億円)

 

スーパーホテル(非上場) 山本梁介会長

朝食付き1泊4980円という低価格かつ高品質のビジネスホテルを運営。固定電話など必要の無い設備投資を避けることで宿泊費を抑え、出張族のビジネスマンに支持されたことで、稼働率90%、リピーター率70%を誇っている。顧客満足度指数では帝国ホテルなど居並ぶ老舗ホテルを差し置き、ホテル業界第1位を獲得した。施設内にレストランや宴会場は無く、ビジネスマン向けの宿泊に特化。宿泊者が「安全・清潔・ぐっすり眠れる」ことに徹底的にこだわっており、ベッドや枕はもちろん、照明、空調、ひいてはパジャマ、スリッパに至るまで妥協を許さない研究がなされている。業界屈指のホテルチェーンとして確固たるポジションを築き、高い顧客満足度や社員満足度、健全な財務結果などの成果に結びついている点が評価された。(2012年度売上高197億円、経常利益18億円)
 

テラ(ジャスダック) 矢崎雄一郎社長

不治の病と言われ、現在なお増加傾向にある「がん」と真正面から向き合い、そのメカニズムを研究することにより新しい治療法を開発、提供している。契約医療機関における約6300症例の樹状細胞ワクチン療法実績は、国内最大規模の症例数を誇る。通常、異物を攻撃するリンパ球に対し、攻撃指令を行う役割を持つ樹状細胞だが、がんは自分自身の細胞が変化して生じるため、樹状細胞はがんを異物として認識できなかった。そこで、体外において人工的に樹状細胞ががんを悪性物として認識するよう仕向け、患者の体内に戻すことで、自分の細胞を使って作製したワクチンを用いるオーダーメイドのがん治療である「樹状細胞ワクチン療法」を発案した。これは、がん細胞だけを「狙い撃つ」点で、正常細胞を傷つけない、身体にやさしい治療法であり、患者の免疫機能を最適化・最大化させてがんと闘うことを可能とした。従来、副作用や痛みが多いとされてきたがん治療に新たな活路を見出した点が評価された。(2012年度売上高15億円、経常利益2億円)

アイスタイル(マザーズ) 吉松徹郎社長

国内最大級の化粧品・美容関連商品の口コミサイト「アットコスメ」を構築・運営。メーカー主導ではなく、ユーザーの口コミデータをもとに、生活者中心の市場を創造した。生活者の評価、感想などといったクチコミを明示したことで、消費者の購買行動に大きな変化を与え、化粧品や美容関連商品の流通に革新を起こしている。また、生活者側からの情報発信が簡易にできる仕組み作りを行うと共に、生活者情報を一元管理・データベース化することで、一つの企業やブランドに囚われない企業横断型の生活者情報を活用可能とした。現在は消費者から集まった膨大なデータベースを元に、会員情報、ポイントシステム、決済機能を保持し、日本最大の化粧品・美容の「ビューティープラットフォーム」を築いている。インターネットを利用した新しい購買システムは日本だけてなく、アジアにも通じ、今後の成長が期待できる。日本に止まらず、「アジア最大のビューティープラットフォーム」を目指している点が評価された。(2012年度売上高44億円、経常利益6億円)

ユーグレナ(マザーズ) 出雲充社長

 今まで不可能とされていたミドリムシの屋外大量培養に世界で初めて成功。さらに、ミドリムシに内在する豊富な栄養素に着目した食品事業、化粧品の開発にいち早く着手した。1枚に約2億匹のミドリムシを含み、栄養豊富な人気商品「ユーグレナ・クッキー」をはじめ、全国のメーカーや店舗と共同開発した様々な種類の健康食品、サプリメントを販売している。「人と地球を健康にする」をモットーに、飢餓に苦しむ国をはじめ、世界的な食料問題の解決を目標に掲げる。バイオ燃料になりうる別種のミドリムシも発見し、将来的には石油に並ぶ新たな燃料としての利用を目指す。また、医学品や生物素材の開発を視野に置いている。「未来を作る革新的技術を常に探求する」をいう企業理念から生まれた多くの技術により、食料品、エネルギー市場に新たな一石を投じていることが評価された。(2012年度売上高16億円、経常利益3億円)

当日のプログラム

14:00 開場
14:30 開会来賓の挨拶
14:40

第15回企業家賞記念講演
記念講演① ジェイアイエヌ 田中仁    社長

記念講演② スーパーホテル 山本梁介 会長

16:00 休憩
17:20 年間優秀企業家賞発表・授賞式
企業家賞受賞者への表彰状・トロフィーの授与
澤田秀雄審査委員長による講評
受賞者の喜びの一言
記念撮影
18:00

閉会

 
受賞者
企業家賞     ジェイアイエヌ     田中 仁   代表取締役社長
企業家賞     トリドール       粟田 貴也  代表取締役社長
企業家賞     リブセンス       村上 太一  代表取締役社長
チャレンジャー賞 スーパーホテル     山本 梁介  会長

チャレンジャー賞 テラ          矢﨑 雄一郎 代表取締役社長

ベンチャー賞   アイスタイル      吉松 徹郎  代表取締役社長

ベンチャー賞     ユーグレナ       出雲 充   代表取締役社長

 

審査委員メンバー

審査委員長 エイチ・アイ・エス会長 澤田秀雄氏

審査委員 

 ファーストリテイリング会長兼社長 柳井正氏

 千葉商科大学名誉教授(元日本経済新聞社論説副主幹)三橋規宏氏

 一橋大学イノベーション研究センター教授 米倉誠一郎氏

 企業家ネットワーク代表 徳永卓三

年間優秀企業家賞の趣旨

この賞は年間を通して、その年に最も活躍したベンチャー経営者に贈る。現在の成績はもとより、将来性、社会貢献度、特にこれからの日本社会を支える若い人たちに夢を与える企業活動を高く評価。新しい企業文化をつくっている経営者を表彰することで、日本経済の活性化に貢献しようとする賞。今回で14回目。昨年の企業家大賞受賞者はおらず、2010年は楽天の三木谷浩史会長兼社長、2009年はニトリの似鳥昭雄社長、2008年はアリババ・グループのジャック・マーCEO、2007年はテンプスタッフの篠原欣子社長、2006年は日本電産の永守重信社長、2005年はソフトバンクの孫正義社長、2004年はファーストリテイリングの柳井正会長、2003年はカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)の増田宗昭社長、2002年はぴあの矢内廣社長、2001年はプラスの今泉嘉久社長、2000年はパーク24の西川清社長、1999年の第1回目の大賞受賞者はエイチ・アイ・エスの澤田秀雄社長(当時)だった。

 

企業家賞受賞者の条件

1. 社会貢献的要素の高い事業を展開、世界ブランドを目指している創業経営者

2. 既成概念にとらわれず果敢にチャレンジしている企業家

3. 斬新な発想を持ち、創造力あふれる21世紀型の経営システムを構築している企業家

4. オンリーワンの独創的技術を開発している企業家  

 

企業家賞授賞式
インターンシップのご案内

ビジネスの最前線を知りたい!
メディアの真髄を知りたい!
本当の自分を知りたい!

企業家ネットワークでは、随時インターン生を募集しています。実社会を学びながら、創業者たちの熱い魂に触れてみたいという熱意ある方を募集しています!

インターンを申し込む

お知らせ

一覧へ

イベント案内

一覧へ